
コラム「日本酒の温度」公開しました。2日間の滞在で取材・執筆してくれたライターによるコラムです。
「日本酒の温度」
人の味覚の「甘味」や「旨味」は40〜50度の温度帯で一番感じられると言われています。
冷たいままだと閉じていた味の花が、ふわーっと開くのです。
それを知ってか知らずか、古来日本の貴族たちは、純米酒を熱燗で飲んでいたとか。
そもそも、人体は冷たいアルコールを分解できない仕組みになっています。
冷酒の場合、体内で人肌にあたたまってから一気に胃腸がアルコールを吸収してしまい、酔い潰れる原因に。
お燗の場合は飲んですぐ分解が始まるので…体に優しく、だらだらゆるゆる。いつまでも。
そこにあたたかいお料理があれば、最高です。
本来の日本の貴族飲み。お試しあれ。